どうも、YuTR0Nです。
数日前に発覚したFYSETC問題。
FYSETCが複数の商標登録、特許申請をしていたようです。
▼”OPEN SOURCE WORLD” (FYSTECのHPより)

深圳市富源盛电子科技有限公司
https://aiqicha.baidu.com/company_detail_43552283994232?tab=basic

パッと見ただけでも下記のものが申請・承認されています。
- BLVCUBE
- V-CORE
- RATRIG
- HEXTRUDORT
- VZBOT
- DUETWIFI
LDOのJasonさんもコメントしていましたが、いずれのオーナー/コミュニティも相談や告知を受けたわけではなく今回発見されFYSTECへコンタクトした(された?)流れのようです。



背景としては
“AliExpressにある商品で商標登録されてないものを登録し、既に出品している業者からロイヤリティーをかっぱらう業者がいる”
今からオーナーに権利を返すつもりだという趣旨のコメントもありますが本当に返すのでしょうか?中国ではあまり効力がないとのコメントはありますがそうは言っても法的なものです。FYSETCがうちの商標/特許だと言えば口出しできない可能性はあるわけです。もちろん自社開発した技術じゃないのは明らかなので取り下げさせることも可能かもしれませんが直ぐにというわけにはいかないでしょう。
本当にコミュニティのためを思って取った行動ならもちろん素晴らしい行動でしょう。そこだけを切り取れば。
しかし無断登録で3ヶ月、DuetWiFiに至っては3年放置。
※実際VORONでは既に業者にそのようなことをされた経緯があるようではありますが。(詳細は不明)(事実未確認)
NERO 3DさんのLiveで5:32あたりより
Voron Trident Build Livestream – PART 2 – YouTube
ある企業だとLogitechやnginx、Hololensに加えてVORONが登録されています。確かにLDOなども商標登録はしていますが、VORONコミュニティの承認を経ての登録というケースです。そのため承認を受けていない登録は基本的にはロイヤリティハンターかルール無視の業者です。なので確かにそういう目当ての企業はないわけではないようです。
その割にはPrusaのクローンは名前を出して堂々と売っているのが気がかりです。
今後の動向に要注目ですね。
ちなみにMellowはVzBotの正式パーツを生産していますが商標の盗用などは行っていません。流石ですね。
FYSETCの今回の不審な行動は他の中国ブランド/サプライヤーの品位を落とす行為なので厳しく批判されそうですね。
また特許についてはVORON V0.1とSwitchWireが登録済み。Tridentと2.4はなぜ申請してないのでしょうか?その他にも複数あります。

V0.1と同名の別製品ではなくVoronのV0.1そのもののようです。


追記2.4やTridentもしっかりとありました。
Orbitor

Sherpa Mini

Sherpaっぽいものではなく紛うことなきAnnex EngineeringのSherpa Mini

BMO…?!PhaetusのBMOにしか見えないホットエンド。

ウーン…これは公式に問い合わせてみます。



Dragonの姿も…

Voron Switchwire

VORON 2.4

可動方式など。

光造形プリンタ

フィラメントホルダー

レジンバッド

よくあるエクストルーダー

中国にいろいろな内情があるにしろこんなコメントを送りつけてくるようなブランドは少々気が引けてしまいますね。Toaiotで備品を買ったりFYSETCから5160を買ったりする程度でしたが今後は他のブランドで買うことにしようかと思います。


2022/11/30
落ち着いたかのように思えましたが4月に申請されてるものが10月に…またもやプリンター(Trident)とエクストルーダーが公開されています。懲りているのでしょうか?


 
	 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			
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