どうも、YuTR0Nです。
先日もInstagramでレンダリングを投稿しているNautilus。今までで一番真面目に作ったMod以外の有意義なモノです。
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作った背景としてノズルホルダーは星の数ほどアップロードされており色々試してみましたが自分の求めているものはみつかりませんでした。
デザインのラフスケッチなんぞはもちろん作っておりませんが、方針として
- 手で簡単に回して収納可能
- サポートを極力排除した形状
- コンパクトなプリンターでも問題ないサイズ
- 発送を考慮して3cm未満の厚み
- パチンッとはまるやつが欲しい
- お洒落なやつ
- 無駄な後加工がなく使えるモノ
とまぁこんな感じのことを考えながらまっさらな平面にスケッチをして押し出しだとカットだのを繰り返しました。ラッチ部品が分かれているのは強度確保とサポートを極力省きたかったためです。
最初はThingiverseで公開（2021/11/05）
もう半年以上経つんですね。
そこから皆さんからいただいた意見や自分で複数印刷して修正を重ねたバージョンへ更新。一番多かったのはノズルのハマり具合関連。私はPolymakerのPolyTerraで印刷していて問題なくてで回して収納できる状態だったのですがやはり素材や各プリンターの調整具合で同じ条件にはならず、タップを切り直していただくケースが非常に多くありました。
PolyTerraはマット系のフィラメントで後加工も容易です。印刷条件が難しい！という呟きを多く見る一方で私のEnder-3 Proではスイスイ印刷できたので条件が私のように良い方でどハマりしてしまうと超便利なフィラメントです。体感的には積層部分の壊れやすさはSilk系よりは強く通常のPLA/PLA+よりは弱い印象です。
このサイズを高速で試作品作成といえばちょうどVoron0.1やKP3Sが良い感じのサイズですね。予算が許すならもちろんVoron0.1。私はBlurolls製を買いましたがまだ組みきっていません！！そして組み切る前にMellowとFormbotがコラボした仕様が登場。自分のが完成しないと比較も何もできないのでまずは完成...。
(大幅な脱線)
タップを切り直してもらうとなると当初考えてたものにはそぐわないのでなんとか誰でも印刷してそのまま手で回して収納可能なクリアランスまで調整しました。
そのころPrintables（PrusaPrinter）で新しいポイントシステムなどの導入が発表されたのでどうせならということでThingiverseから移行もかねて再アップロード。Thingiverseは最初は良かったですが日進月歩で使い勝手が悪くなるので今後は使うことはないでしょう。
Thingiverseと比べて必須入力項目が多いのは面倒ではありますが操作もしやすくデザインも綺麗で快適ですよね。こちらに切り替えてからも現時点で200ダウンロードされており海外からも高評価をいただけていてうれしい限りです。
https://www.printables.com/model/88377-nautilus-nozzle-bunker
無料版を経てグリップ付きのデザインに改良を重ねた有料版のNautilus。1,000人の方が買ってくださると75,000円儲かるという素晴らしい価格設定！
無料版も有料版も組立式ではありますがどちらも基本変わらずM3の六角穴付きボルトを2個使うだけのシンプルな構造です。
改良版を無償で公開していなかった理由としてやはりそれなりに時間を費やしているのとモチベーションアップのためということでしたが
案外売れない
そう。ただ2、3名の方は買ってくださったので嬉しい限りです。
先日はふとPhaetusからもコメントをもらったのでPhaetus版も作ってみたり。
Put all Phaetus nozzles in the box, add a LOGO on the shell, perfect😍
— Phaetus3D (@phaetus3D) May 28, 2022
結構イケてるんじゃないでしょうか？
3Dプリンターの積層痕を表現する手法もちょうど試してみたかったのもあり、PrusaSlicerからツールパスをOBJで出力し、Blenderで配置したものをレンダリングをかけました。
かっこいい静止画などを作れて楽しいのは良いのですがはてなブログは若干自由度が低いので素材のアップロードなんてできないじゃん！と思っていたのですが...Github経由で埋め込むという使い方ならはてなブログでも遊べることに気がつきました。
下のPhaetus版、なんと静止画ではありません！スワイプするとぐるぐる回せるんです！！楽しい！！
GitHub自体超初心者ですしそもそもHTMLも理解ほぼせずよくブログ続けてられるなと我ながら感心です。
とまぁこんな感じことを色々やりつつプレゼント企画で配布したデータも皆さん印刷してくださってるのを見てたら「売れるよりもまず作ってもらえることが嬉しい」というとこに気がついたんですよね。
貴志産業さんにプレゼントさせていただいたカスタムモデル。
ERCFでのマルチカラー印刷は憧れですね！
色0.2厚では少し薄いかな？でも味がある pic.twitter.com/G2jCOtelig
— 貴志産業 (@VBXNwi) May 28, 2022
ということで近日別のバージョンの公開もする...かも？しれません。それかもしくは各ブランドロゴ入りのもののみコラボという形でそれぞれのブランドから公開してもらうのもいいんじゃないかと思ったり。実現するかどうかはさておき。
今後はVolcanoノズルを収納できるバージョンとかは作りたいと思ってます。他にもなにかリクエストなどありましたら気軽にTwitterなどでコメントを頂けたら嬉しいです。
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https://www.buymeacoffee.com/psych0h3ad
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余談ですが会社にプリンターを導入考えている人は是非チラ見してみてください。