個人で使える3Dプリントサービス、JLCPCBからVORON 0.1のMJFパーツが到着!

どうも、YuTR0Nです。

 

先日JLCPCBさんから無事部品が届きました。

 

▼前回の記事はこちら

www.psych0h3ad.tech

 

 

ラストワンマイルは郵便局で、LINEに通知が来た際はFedEXは多分英語名で来るだろうなということで

 

名前+苗字をそれぞれの先頭は大文字で間にスペースを入れずに打ち込んだら本人確認&時間指定ができました。もしLINEに郵便局から通知が来た場合はお試しください。

 

部品は全数あり破損しているものはありませんでした。また、今回は若干余分に作った部品があるので今後Twitterでプレゼント企画でもしようかと考え中です。

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今回はベッドをKirigami、またツールヘッドとトップハットのメイン部品以外を依頼しました。トップハットパーツに彫刻風に模様を入れ込んでオーダーしたらとてもかっこいいのではないかと企んでます。

 

jlcpcb.com

部品レビュー

大物ももちろん反ることなく出力。美しいです。

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外装部の部品は薄肉箇所が多いですがロゴもバッチリ印刷されていました。V0.1の部品は基本どれもそのまま印刷できそうです。

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ヒンジ部もかなり薄肉ですが綺麗に穴が出力されています。

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例えばプーリのスペーサなどは中にカスが詰まっている状態でした。

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とはいえ、穴部分は固まっているわけではないので細い棒を突っ込むことで中の粉を取り出せます。結構細かいので届いたらまず穴などを確認して吹き飛ばしてから使うことをおすすめします。ダスターで吹き飛ばすとかなり飛びますので換気の良いところですることをおすすめします。

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ABモーター周りはとりわけゴツい部分ですのでカッコ良さが際立ちます。テンション用のネジ部は緩すぎず硬すぎずちょうどよかったです。精度としてもFDMとそこまで変わるわけではないので基本的にそのまま投げて大丈夫そうです。

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セルフタッピングも複数試しましたが問題なく挿入できました。ヒビが入るということは全くなく非常にスムーズです。完全に自分で1から設計する場合は穴のクリアランスは気をつけた方が良いかもしれません。

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耐熱温度は伊達じゃない

今回の素材はHPのナイロンなので100℃耐熱ですが正直実際どうなのか不安でした。が、ヒートインサート時に身をもって体感しました。ハンダゴテで当てていてもABSなどと比べて時間がかかるのと、インサート周辺が全部熱を持つので火傷しかけました。それでも歪むこともなく綺麗に挿入できたので耐熱性は十分にあるのだと思います。

 

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100℃というとヒートベッド周りも問題なさそうなのが非常に良いですね。

 

あとは燃えやすさが気になるので今度同じサイズでABSとMJF部品を燃やしてみて比較をしてみる予定です。

 

V0.1のツールヘッドのみ中国の他社で作ったSLS部品なので今度同じものをJLCPCBで依頼して表面の比較/値段の比較なども行いたいと思います。

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ツールヘッド裏部品およびZ軸モーター保持ブロックのプレゼント企画を検討中です。その他の部品は追々。

 

ただ、本当に作りたい人へプレゼントしたいと思いますのでTwitterでのシェアをお是非ともお願いします。

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※今回依頼し損ねた部品もありますので近々こちらの記事を再度アップデート予定です。

※今回の部品はJLCPCBさんに提供していただきました。