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2025年12月10日、コンシューマー向け3Dプリンターで世界をリードするブランド、快造科技(Snapmaker)は、シリーズBラウンドで数億元の資金調達を完了したことを正式に発表しました。このラウンドは、高瓴創投(Hillhouse Capital)と美団(Meituan)が共同でリードし、顺为资本(Shunwei Capital)、美团龙珠(Meituan Longzhu)、南山战新投(Nanshan Zhanxintou)が参加しました。既存株主である同创伟业(Cowin Capital)と东证资本(Dongzheng Capital)も追加投資を行っています。調達した資金は、コア技術の研究開発、優秀な人材の採用、そしてコンテンツエコシステムの構築に充てられ、コンシューマー向け3Dプリンティング技術の普及を加速させることを目指します。
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3-in-1からマルチカラー3Dプリンティングへ:クラウドファンディング記録を次々と更新
2016年の設立以来、快造科技は「誰もが物理的な世界で自由に創造できるようにする」という使命を掲げ、コンシューマー向け3Dプリンターの分野で事業を深化させてきました。同社は、世界の3Dプリンター関連のクラウドファンディング記録を次々と塗り替えています。
•2019年:Snapmaker 2.0が5,400万人民元以上を集め、テクノロジー部門における当時の世界クラウドファンディング記録を更新。3Dプリント、レーザー刻印、CNC彫刻を一台でこなす「3-in-1」という多機能カテゴリを切り開き、世界シェアNo.1を獲得しました。
•2025年:フラッグシップモデルであるSnapmaker U1 3Dプリンターが、1.5億人民元(約2,000万米ドル)を超える資金を調達。これは3Dプリンター史上最高のクラウドファンディング額となり、2万人以上の支援者から支持を集め、効率的なマルチカラー印刷に対する市場の強い需要を証明しました。
Kickstarter : https://www.kickstarter.com/projects/snapmaker/snapmaker-u1-color-3d-printer-5x-more-speed-5x-less-waste
プレオーダー(Snapmaker公式サイト) : https://psych0h3ad.link/smU1
ユーザー志向の製品イノベーションが導く、3Dプリンティングのマルチカラー時代
快造科技の継続的な躍進は、ユーザーニーズの的確な把握と技術の深い統合から生まれています。1,000件以上のユーザーフィードバック分析と詳細なインタビューを通じて、チームは「マルチカラー印刷」が新しいデバイスを購入する際の主要な動機である一方、効率の低さや材料の無駄といった共通の課題が存在することを突き止めました。
これまでのマルチツールヘッド連携や高精度部品の自社製造で培った技術を基に、U1は革新的なSnapSwap™独立四頭並列システムを導入。これにより、複数材料の迅速な切り替えを実現し、特にマルチカラーのフレキシブル素材応用の新たな可能性を切り開きました。5倍の高速化と5倍の材料節約を実現し、ユーザーにスムーズで色彩豊かな創作体験を提供します。
現在、Snapmaker U1のクラウドファンディング注文分はすべて出荷完了しており、2026年第1四半期にグローバルでの発売を予定しています。これにより、同社の来年の収益は数倍の成長が見込まれています。

資金調達を追い風に、人材採用とエコシステム構築を加速
「今回の資金調達は、単なる資金の補充に留まりません。これは、快造科技が『製品のリーダーシップ』から『エコシステムの完成』へと飛躍するための重要な節目です」と、快造科技の創業者である陳学棟氏は語ります。「私たちは、主に3つの分野に重点を置いて取り組みます。」
1.コア技術の研究開発の加速:マルチカラー印刷や高速成形といったユーザーの課題を解決します。
2.グローバルな人材配置の拡大:特にハードウェア開発、AIソフトウェア、コンテンツエコシステムの分野でトップクラスの人材を募集します。
3.オープンなエコシステムの構築:クリエイター、開発者、サプライチェーンパートナーと連携し、創造のハードルを下げ、3Dプリンターを誰もが使える『汎用的な』創造ツールにしていきます。
イノベーションの核心は人材にあると私たちは信じています。快造科技は現在、機械電子、ソフトウェアCNC、マーケティングなどの分野で主要なポジションの採用を積極的に行っています。快造科技に参加し、共に素晴らしいものを創造しませんか!

※現在日本在住の方の採用は行っていないとのことです。深セン在住もしくは在住予定の方で興味がある方はぜひ挑戦してみてください!


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