【3Dプリンタ】ABSと和解できる?!反りと匂いにサヨナラ!「PolyLite ABS」のススメ

どうも、YuTR0Nです。

 

今回は久しぶりにフィラメントについて。

 

※この記事はまだABSフィラメントで印刷したことがない人orABSフィラメントの印刷に手こずってる人向けです。

 

FDMタイプに3Dプリンターには大体PLA、PETG、ABS対応と書かれています。

 

 

デフォルトのプリンターで1発でABSフィラメントを無事に印刷しきる初心者はまず“ほぼ”いないと思います。

 

ケープを吹きつけたり3Mのビルドステッカーを買ったり、シワなしPitを塗ってみたり。BuildTakのシートを買ってみたりエンクロージャーを買ってみたり。

 

温度の調整や印刷速度などを試行錯誤することもあるでしょう。

 

それでもなお

 

「ABSの印刷がうまくいかない!」

 

という人も中に入るかもしれません。

 

もちろんそれだけやって無理ならセンスがないから諦めるべしというスタンスの人もいるかもしれませんがここでひとつお勧めしたいのが

 

「良いフィラメントを買う」

 

です。

 

Amazonで1kgのABSフィラメントを見てみるとおよそぱっと出てくる平均価格は2,500円ほど。FlashForgeなど完成品のプリンターを出してるところでも4,000円に収まっています。

 

ここで登場するのが

 

PolyLite ABS

 

有名フィラメントメーカーの1つであるPolymakerが出しているフィラメントです。

4000円にワンコインくらいのお値段です。

 

 

特徴としてはABSフィラメントを印刷するときのあの独特の臭い匂いと反り安い性質を大幅に改善してある点です。

 

推奨条件としては至って普通で

 

印刷温度:240-255℃

印刷速度:50mm/s

ホットベッド:100℃

 

となっています。

 

印刷してみて

今回使用したCreality3DのEnder-5 Plusは既に別記事で書いてはありますが

 

  • MicroSwissのDDEキットに換装
  • リニアレール搭載
  • 静音ボードに換装

 

というスペックになっています。

 

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印刷条件は

 

印刷速度:80mm/s

印刷温度:250℃

ベッド温度:100℃

 

ベッドは純正のガラスベッドにシワなしPitを塗ってあります。塗る時はベッドを印刷時と同じくらいの温度まで予熱してあげると塗りやすいです。100℃くらいだと水分が揮発してノリの匂いがすごいので60℃くらいで良い気がします。

 

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Ender-5 Plusは家庭用FDMプリンターの中ではかなり大きな印刷領域を誇ります。そこへ目一杯並べて印刷してもご覧のように反りもなく無事印刷仕切ることができました。冷却ファンも停止していますがオーバーハング寄りな部分も非常に綺麗に仕上がりました。


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今度はEnder-5 PlusをCore XY化する...予定です。ただ昔買ったZONESTARのZ9M3があることを思い出したのでどっちを換装すべきか悩んでいます。

 

▼豊作
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良いフィラメントは価格なりに効果があるんだなぁと実感しました。色もバリエーションが多いのでおすすめです。楽天だと4,800なのでAmazonをおすすめします。また、Amazon Primeに入っておくことをおすすめします。月に数回Amazonを使うならそれだけで元がとれる場合が多いです。

 

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