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【3Dプリンタ】SK本舗社艶消しPLAフィラメントは如何に!

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どうも、YuTR0Nです。

 

光造形で有名なSK本舗さんから新発売のPLAを頂きました!今回提供していただいたのは白と緑の艶消しバージョン。

 

1kgロールも安かったので1個自腹で購入。

 

1kgでセール価格1,980円なので安い方ですね。平常時の価格は3,400円なのでPolyTerraより高くPolylite PLAより少し安いくらいの価格帯。ただ今なら初回登録で500円分クーポンと500円分のポイントをもらえるので非常にお得です。

 

SK本舗フィラメント : 3,400円

FDM方式3Dプリンター用フィラメント(PLA) マット色(PLA 500g/1kg) – SK本舗-3Dプリンターとレジンの通販・購入

試しに…という場合は500gのオプションもあるのでそちらを検討してみるのも良いかもしれません。

 

PolyLite : 4,480円

 

PolyTerra : 2,200円

 

またSK本舗さんの場合こちらのリンクから購入すると20%オフとなります。フィラメントやプリンターの購入を検討されている方は安く手に入れましょう!

SK本舗 Referral Program

 

目次

艶消し感はバッチリ

こちらは同Gcodeで印刷したSK本舗マットグリーンとPolyTerra。同じグリーンと言えどかなり違うので参考にしてください。モデルはVORONのテストキューブです。

 

▼左がSKマット、右がPolyTerra

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こちらも全て同Gcodeで印刷したもの。全く同じGcodeです。

急ぎで印刷しなんでもZ offsetを保存せずエレファントフットになってしまっていますがご愛嬌ということで。

 

左から順に

SK本舗マットPLA(白)

SK本舗マットPLA(緑)

Polymaker PolyTerra(Charcoal Black)

Polymaker PolyTerra(Forrest Green)

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比較してみると若干ではありますがPolyTerraは光沢が少しありSK本舗マットPLAは艶が完全にないのが特徴です。パステル系な色の選択肢は圧倒的にPolyTerraが多いですが艶消しもしくはパステル系以外を求めるならSK本舗マットPLAが良いのではないでしょうか。

 

こちらはスピードを変えてみたもの。

特にチューニングはしてないので速度が上がるにつれ角が飛び出しがちですが形状によっては問題なさそうです。

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臭いが少ない

普通はPLAというと甘い感じの独特の匂いがしますがこのフィラメントは他のPLAと比較したしかに匂いが少ないです。ガスが発生しないと謳うだけのことはあるようです。価格やクオリティも大事ですが、3Dプリンタを生活環境で使う上で匂い問題は重要です。(もちろん換気はするように!) VORONキューブはかなり小さいので大きめのものを印刷した際も比較してみようと思います。あくまで体感になりますが。

 

原材料“は”FDA認証取得

ここだけはどうしても強調しておかなければならないところ。原材料はFDA認証を取得しているとのこと。しかしここで注意しなければいけないのはあくまで「原材料」であるペレットのみです。色付きの最終製品であるフィラメントはFDA認証は取得されていないのでクッキーの型に使って安全か?と言われるとそうではありません。最初の頃の商品説明は誤解を生みかねない表現でしたが今は改善されていますね。ただ追記で着色する過程を施したので〜という文言、またPrusaのようにこの色は食器とか作っていいけどこの色はダメ!という最終製品としての情報が開示されていると非常に良いかと思います。

 

メルカリなどでもかなりの量のクッキー型を見ますがシリコンなどで覆っているわけでもないので着色の関係で推奨されないフィラメントで作られてるであろうもので溢れています。もちろん直ちに健康被害が出るわけではありませんが、そこに配慮したものづくりが推奨できるという意味では開示されてると良いですね。

 

もちろんですがフィラメントだけ安全でもダメです。フィラメントが通る過程、スプールホルダーからPTFEチューブ、スロート、ノズル、そしてベッドに至るまで全てを考慮する必要があります。ケープやシワなしPiTを使ったベッドに印刷した食器への利用が可能なフィラメントを果たして「安全」と言えるかどうか考えてみるとわかりやすいですね。

 

とはいえ、Amazonにあるものも素材がどんなものを使っているか公開していないものも多い中では、そういったブランドのものを買うよりか安心できて良いですね。今回比較したPolyTerraは公式ページより英語の証明が各種ダウンロード可能です。

 

MSDS(Material Safety Data Sheet)も入手可能なので製品素材として使いたいと考えている人にも良いかもしれません。メルカリなどで売るレベルなら無いフィラメントでも問題はなさそうですが、こういった証明をすぐに出してくれるブランドのものを使うようにした方が、製品を作る上では後々重要になってきます。個人の趣味の範囲では特に直ちには影響しないと思います。

 

環境面

PLAといえば植物由来という流れで環境にいいとよく言われています。実際のところ環境に良いか、はさておきPolyTerraは段ボール再生スプールかつ1ロール売れるごとに木を植えていくという非常に環境に配慮されたPLAです。対してSK本舗さんのフィラメントはそういった特徴はないもののスプールがリブなどで強化され使用されているプラスチックの量が少ないように思われます。また、ダンボール自体も薄めで梱包は最適化されている印象があります。薄いとはいっても保護する強度は十分にあるので数を作る場合には総合的に環境に優しいという見方はできそうですね。

 

今度複数のフィラメントでテストピースを作って植物と一緒にプランターに植え、1年放置したらどれくらい分解されるのか、やってみます(計画中)。


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この記事を書いた人

気が付いたら家にプリンターが20台以上ある誤家庭に。

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