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【3Dプリンター】机の上の小さな工場!! BambuLab A1 mini Combo

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どうも、YuTR0Nです。

X1CぶりのBambuLabマシンのレビューです。

今回はサンステラさんよりBambulab A1 mini Comboをいただきました!

▼X1 Carbonの記事はこちら

https://www.psych0h3ad.tech/3dprinter/bambulab/x1carbon

A1 miniの印象をまとめると

  • とても静か
  • AMS Lite無しならかなりコンパクト
  • 初めての1台にお勧めできるマシン

180mmサイズなので大型のものを作りたいという場合は難しいですが、プリンターを活用した小型のハンドメイドアクセサリーであったり、機構部品を作りたい場合などは十分なサイズです。

▼AMS LiteでCMYKフィラメントを使うとこんなことも可能。
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光がさしていない場合は通常の3Dプリント品。
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白は何か別で用意する必要があります。

BambuLab純正CMYKセットもあります。

A1 mini Combo付属のカラーサンプルは実際に印刷したものもあれば射出成形品もあるようです

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全部埋めたい場合はA1 miniに内蔵されてるデータを4回出力すればOKです!
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マルチカラー印刷

初回印刷は船ではなくマルチカラーで挑戦。モデル自体マルチカラー印刷を意識しているように見えますがそれでも白いボディに色が混ざることなく印刷できています。f:id:YuTR0N:20240704215501j:image

AMS Liteについては、X1などとは違ってフィラメントが剥き出しなので日本で湿度の高い時期は対策が必要そうです。湿気の影響を受けやすいフィラメントを多く使う場合は事前に乾燥しておく、もしくはAMS Liteごと入る容器にいれて除湿するのも効果的な方法です。今後の記事でAMS Liteの改造記事をやるかどうかは…検討中です。

フィラメントの交換はAMSと比べると若干手間ではありますがそれでも気軽にマルチカラー印刷できるという点は変わらないと思います。

今のところReprapperとPolymakerのフィラメントは問題なく装填できました。

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Poopを語る…

通称Poopと呼ばれるフィラメント交換時のフィラメントはそのまま横に溜まっていくのでゴミ箱を隣においておくと便利かもしれません。
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ただしFlush量を1.0から2.0-3.0まで増やしてしまうと排出されるPoopの量が格段に増えて逆に下にトレーを置くと積み上がって印刷不良の原因になるのでその場合はこのPoop排出エリアが机からはみ出すようにしておく、もしくは滑り台のような形状の綺麗にして積み上がらないようにする方がいいと思います。

もちろんPoopは捨ててもいいですがアップサイクルする方法もあるので是非チェックしてみてください!

そもそもPoopを減らすコツとしては大量に同じものを印刷すると言った手法が1番シンプルです。

それ以外にもマルチカラー印刷の際は犠牲用オブジェを置くことでPoopを減らすことができる!?
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Flush into Objectというオプションで例えばVORON CUBEを一個おいてFlush対象にしてみます。

Flush分42.88g

なくした場合(通常の印刷)51.09g

2個にすると…34.81g!!

ゴミになるはずのものを減らしつつ、どんな色になってもいいような同じくらいの高さのオブジェをつくることで廃棄率は減らすことができます。もちろん総使用量は若干増えますが。

またアドバイスとして、マルチカラー印刷をする場合は複数同時に印刷したほうが良いです。というのも1個作っても20個作っても同じ量のフィラメントが色変えの際に破棄されるからです。

▼ペンギン1羽よりペンギン10羽!
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非常に簡単なノズル交換

A1シリーズはX1/P1系とはまた違うタイプのノズル一体型ホットエンドを使用しています。また、Pressure AdvanceなどもLiDARを使用しない仕組みで計測しているようなのでA1シリーズのここら辺の機構がX1、P1シリーズに搭載されたモデルもしくはアップグレードキットが出たらいいですね。

▼フロントカバーを空けてシリコンカバーを外した様子

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正面のクリップを外すだけでホットエンドを取り外し可能です

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とり外すとこのような感じ。

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Pressure Advanceが正しくセットされていないと、例えば角部分などで顕著に変化が出てきます。

▼BambuLab公式サイトより

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その他

操作画面は小さめではありますが特段支障なく設定できました。
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またX1 Carbonにはないポイントですが完成した際音を鳴らすことができるので部屋にいるときわかりやすいです。

ちょっと調子が悪かった点・改善方法

何故かPTFEチューブがスルッと抜けてしまう現象が。どうも1箇所だけワンタッチ継手がうまく機能していないようでした。

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▼このModをつけておくことをオススメします
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A1/A1MINI PTFE TUBE PROTECTION /FAILED TO FEED FILAMENT INTO TOOL HEAD FIX by Infinity 3D Prints – MakerWorld

原理としてはPTFEをきゅっと寄せる機構+ヘッドパーツの段に引っかかる仕様が抜け防止になるという感じです。そもそもこの4つまとめている箇所が狭いので通常の接手より強度が弱いような気はするのでもしすぐに抜ける状態になってしまった場合はこの部品を印刷して抑え込んであげてください。

いかがでしたでしょうか?

この記事は随時更新していく予定です。

A1 miniを購入検討中で気になる点がありましたらXのDMなどでお気軽にご相談ください。

(調べて分かる範囲以外でお願いします!!)

番外編

AliExpressにて社外製のライトを買ってみました。

AliExpress

確かに明るくはなったのですが正面にも結構光がくるためプリンターを行く位置が腰の高さ程度ならいいですが目と同じくらいの高さだとかなり気になります。

LEDと同じ高さのバーでも印刷して正面に光が漏れないようにするべきか悩みどころです。

▼圧倒的視認性

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