【3Dプリンタ】新たなレベリングセンサー「Creality CR-Touch」ってどうなの?!V4.2.7ボードと合わせて導入してみた

どうも、YuTR0Nです。

 

未だに情報が少なめなオートレベリングセンサーのCR-Touch

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今回サンステラさんからいただいたので4.2.7ボードへ新調と同時にEnder-3 Proへインストールしてみました。4.2.2ボードでも可能です。他社ボードの場合は32bitのMCUを搭載しているかを確認してください。

 

▼黒いボディが非常にカッコいいです。

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今回のEnder-3 ProはComgrowから購入した2台目のものです。PeachClover、Comgrowどちらも正規代理店ですが、サポートの質を期待するのであればPeachClover(サンステラ)からの購入をお勧めします。3Dプリンターを既に持っている、もしくは自分で調べて解決できる方はComgrowのセール時を狙うのが美味しいかもしれません。Comgrowの場合スムーズな日本語サポートは期待できません。

 

Crealityの部品はどこで買うのがいいのか?という疑問はみんな持ってるかと思います。日本語でのスムーズなサポートを期待するならばPeachCloverないしサンステラ直営のCreality日本公式サイトからの購入。日本語サポートはなくていいけど安さと配達の速さならComgrow。冒険者はAliExpressです。

 

4.2.7ボード

AliExpressで3,000円以下で買えました。ただEnder-5のファームウェアが焼かれているものだったので使う前に要チェック。ハードウェア的な違いはありません。

 

Creality公式サイトから購入する場合

 

Creality正規店(Amazon)から購入する場合

 

国内の正規代理店から購入する場合

 

CR-Touch

国内の正規代理店から購入する場合

Creality公式サイトから購入する場合

 

Crealityの純正部品のみでインストールするなら至って難易度は低いです。というのもCR-TouchはBL-Touch/3D-Touchと互換性があるため基本的にMarlinファームウェアをコンパイルし直す必要がありません。ただしKingroon KP3Sのようなちょっと仕様が違うものが必要な機種は調整が必要かもしれません。

 

取り付け方法

4.2.7ボードにはBL-Touch/CR-Touch用のポートが準備されているのでそちらへ接続すれば問題ありません。Creality以外から買ったBL-Touchの場合はコネクタ形状が違うので逆に不便かもしれません。CR-Touchの場合は本体以外にも取り付け用のブラケットが各種入っているので非常に便利です。

 

CR-Touchは基本的にどこで買ってもこのポート用のコネクタがついているので問題ありません。

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また、ボード自体の取り付け方法ですが1.1.4、1.1.5、4.2.2のどれも基本的なコネクタの配置は変わらないので取り外す前に写真を撮っておけば問題ないです。ヒートベッドやヘッド、電源のコードさえ差し間違えなければ大丈夫です。また、取り替える際はついでにフェルール端子の取り付けをおすすめします。詳しくはこちらの過去記事を参照してください。

 

 

ファームウェアに関してはCreality3Dの公式サイトから4.2.7&BL-Touch仕様のファームウェアをダウンロード。1.1.2が今回使うものです。Crealityのバージョン管理なので、Marlin 1.1.2ではありません。Marlin 2.0.1をベースに調整されているCrealityバージョンの1.1.2という意味です。既にBL-Touchを使っていて、なおかつ32bitタイプのMCUを搭載したボードであればそのまま使えます。

Ender 3 Pro - Google ドライブ

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あとはダウンロードしたbinファイルをmicroSDへ保存。

Ender-3 Proの電源が切れている状態でmicroSDを導入し電源オン。

画面に何も映らない状態(下記動画参照)が少し続き、通常通りにロゴが表示されればアップデート完了です。

 

Creality公式サイトのファームウェアではオートレベリングの設定が3x3の合計9点ですがMarlinファームウェアで設定を変えてコンパイル&インストールを行えば変更可能です。

 

今回はMarlinで動作確認後Klipperを導入し5x5の合計25点のレベリングを導入。Klipperはこのような変更もサクッとできるのが魅力的です。

 

youtu.be

 

※電源オンにしたあといくら待ってもCR-TouchのLEDが光らないという場合は配線が抜けている可能性があるのでチェックしてください。

 

実際使ってみて

CR-Touchを使って飛躍的に精度が上がるか?とは言えません。しかし、以前過去記事でも紹介したように耐久性は保証されているのでBL-Touchと値段がそこまで変わらないという点では非常に魅力的ではないでしょうか。

 

 

一つ懸念事項とするなら、メタルプローブ部分が高速に動いた際にカチャカチャと鳴ります。これはMarlinであろうとMainsainOSであろうと変わりません。

 

詳しくはこちらの動画を見てください。

 

RODEのマイクで収録したので実際のものと同じ感じです。気になる人は気になるかも知れませんが、プリンター全体で考えるとやはりMeanwellのファンの音がダントツでうるさいので個人的には問題なしかなと判断しました。

 

 

今後もさまざまな動画を上げていく予定ですのでチャンネル登録を是非!よろしくお願いします。

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また投稿内容は決めてませんがPatreonも始めてみましたのでサポート頂けると嬉しいです。

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