【3Dプリンター】EIBOSから2連フィラメントドライヤー Polyphemus登場

どうも、YuTR0Nです

 

寒い季節はいえフィラメントは吸湿するものです。

 

EIBOSのPOLYPHEMUSをいただいたのでレビューしていきます!!

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※本記事内のリンクを経由して商品やサービスを購入していただくと売上の一部が当ブログに還元されます!!

2個通常の1kgサイズフィラメントを格納、もしくは3kgリールをセット可能です。Phaetusの500gリールならちょうど4本入ります。

 

また湿度上限を設定することで自動で加熱して調整するという優秀なモードを搭載しています。

 

気になる方はこちらからどうぞ!

 

現在セール中で3kgフィラメント乾燥用の拡張パーツも付属してきます!

 

通常版の場合は3kg拡張キットは付いていないです。

 

先代のマシンからの改良点

まずはなんと言ってもフィラメントをストレスフリーに交換可能に。

これは実際使ったことがある人じゃないと想像しにくいかもしれませんが他メーカーフィラメントドライヤーでもあったりする煩わしいポイントで、フィラメントを取り出したい、交換したい時に蓋を開けようとすると蓋側にPTFEチューブがついているので一緒にガラガラと引っ張られてしまいます。

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以前のモデルや他社モデルも含め地味に操作性が悪かったところなので非常に満足です。蓋を開ける時にフィラメントまでついてきて折れるというケースも。

 

▼先代のマシン

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もちろん今回のモデルはハンドルも付いているので開けやすくなっているのもGood!

 

自動回転機構搭載

ヒーターガンガン直当てな構造から周期的に正転逆転することで均等に乾燥できる構造に!

 

ただこちらOリングに押し当てて摩擦で回す構造なのでどの程度の頻度で交換が必要かはまだ未知数です。今のところ届いてからずっと使っていますが問題はなさそうです。予備でモーター自体も付属しています。

 

板越しだとサーマルカメラでうまく測れないので色が変化するフィラメントを購入して試してみました。

 

▼外周から均一に色変化

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サーマルカメラで覗くとこんな感じです。(回転させてないモードです)


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▼ヒーター付近の環境温度


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シリカゲルをセットするスペースはPTFEチューブ固定の蓋の下にあります。蓋をセットする際は外側に押すことでカチッと固定できます。複数ブランドのPTFEを試しましたが特に問題なさそうです。

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このエリアに収まるボックスを作りたいので寸法をもらう予定です!!

 

拡張オプション:3kgリール

追加の3kgフィラメント用のパーツを使うことで嵩上げして3kgのフィラメントも乾燥可能です。

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フィラメントテスト

フィラメントの乾燥性能を試すために下記フィラメントで実際印刷して問題ありませんでした。

  • IEMAI ABS-CF
  • aeWorthy ABS-GF
  • aeCoating NexPA-CF25
  • Reprapper MPLA
  • Reprapper Carbon PLA
  • Polylite ABS

 

今からフィラメントドライヤーを購入検討している方や今の置き換えを検討している方は是非!